あなたに飼われる猫になりたい

大きな声では言えない日常の本音を書きたいと思います。

あれは一体何だったんだろう?

この1年間、ときどき録画を見返しては首を傾げていることがある。

 

それはこちらの番組の中のほんの一瞬の映像について。

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これは昨年の全日本フィギュアが終了した翌日の『めざましテレビ』である。

この日の『めざましテレビ』では5時台、6時台、7時台と何度もフィギュアの特集を流していた。

メインは羽生結弦宇野昌磨の大激闘。

 

私がずっと「あれは一体何だったんだろう?」と疑問に思っているシーンは7時台の映像の中にある。

 

7時台の特集の冒頭は上の画像の通り、表彰式が終わったあとの羽生結弦のインタビューシーンから始まり、

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男子フリーは大波乱であったというナレーション。

 

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そしてフリー演技の得点が出て最終順位(2位)が確定しバックヤードへ下がって行く羽生結弦の泣きそうな表情と「疲れた・・・」という本音を捉えるカメラ。

 

このように7時台の特集内容をダイジェストで紹介していき、(唐突に)その次に挿し込まれた映像がこちら。

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バックヤードでスケート連盟のお偉いさんに何か言われ、それに対して宇野昌磨は「あ、いいです。僕はいいです」と戸惑った様子でそのお偉いさんの何らかの提案を断っていた。

 

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「あ、いいです。僕はいいです」とお偉いさんの言葉を振り切った宇野昌磨は、そのお偉いさんを気にしながら振り返りつつインタビュースペースへ歩いて行った。

 

時間にしてほんの5秒の映像だが、番組のスタッフは何故こんなシーンを挿入したのだろう?

意味もなくこんなシーンを入れるわけはなく、何らかの意図を持って入れ込んだはずだと思うが、どんな意味があるのかいくら考えてもさっぱりわからない。

 

このあとの流れは、表彰式を終えて記者会見場へ向かっているのであろうか、爽やかに「まだいるよいっぱい。俺の上にはいっぱいいるよまだ」と宇野昌磨に発破をかけつつも直後には涙をこらえる表情になる羽生。

一方、初めて羽生結弦に勝ち、とても嬉しそうな表情の宇野。

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そして番組はここから10分以上に渡って、会場入りからウォーミングアップ、二人のショート、フリーの演技、インタビューなどを詳しく報じていた。

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スケート連盟のあの男性は宇野昌磨に一体どんな声を掛けたのだろう?

宇野昌磨が言った「僕はいいです」とはどういう意味だったのか?

そしてこのシーンをわざわざ番組で流した意図は何だったのか?

 

そんな答えのない(もしかしたらどうでもいいような)ことをいつまでも考えてしまっている。

 

 

今年の全日本フィギュアに羽生結弦は出場するらしい。

王座奪還なるか、楽しみに待ちたい。

NHK杯の放送に辟易してしまったので余計に期待する)