あなたに飼われる猫になりたい

大きな声では言えない日常の本音を書きたいと思います。

羽生結弦ショー

今年のSTARS ON ICE横浜公演はオープニングからヤバかったという話題で持ち切りだ。

 

羽生結弦が『Let Me Entertain You』の衣装で登場し、マイケル・ジャクソンのように腰を振りながら滑っていた・・・らしい。

実際に腰を振っていたのかどうかはTwitterに流れてきた小さな動画の映像でしか見ていない私にはわからないのだが、ドラムの激しいリズムに合わせて縦にやっていたように見えた。

照明もキツかったので、それで羽生結弦の腰の動きがはっきりとは見えなかったのだが、それはそれでよかったのかもしれない。

あんな生々しいエロイ動きを見てしまったら夢に見てしまうかもしれない。

心臓に悪い。

 

エロかっこいい系の踊りは髙橋大輔の方が上手いと思うが、髙橋はタッパが足りないのと、顔が濃すぎてやり過ぎ感が出てしまう。

 

『パリの散歩道』にしても、『Let's Go Crazy』にしても、『Let Me Entertain You』にしても、羽生結弦は洗練された色気を表現していた。毒はないが、品のある色気は今の時代にはウケがいいように思う。

今回のオープニングはそこに生々しさが加わっていた。

 

日本の若い男性で言えば、ジャニーズのタレントは華やかな衣装を着て、カッコいい踊りで若い女性にキャーキャー言われている。

最近では韓国のアイドルもとても人気があるようだ。K-POPとか言うらしい。

私自身は若い頃からそういう類の男性タレントに熱狂した経験はないが、羽生結弦のように顔もスタイルも踊りもいい男性は、もっと若い女性に支持されて欲しい。

(いや、目の肥えたマダムだからこそあの魅力を理解できるのか?いやそれでも・・・)

 

SOI横浜では羽生はトリで『Let's Go Crazy』を披露し、フィナーレでもソロパートで観客を魅了し、マイクで最後の挨拶もし、まさに主役だったとファンは言っている。

 

ただ、FaOIでもその他のアイスショーでもそうだが、順番にスケーターが出て来て自分たちのプログラムを滑る形式は私は途中で退屈になってしまう。

 

浅田真央のサンクスツアーや髙橋大輔が主役の『氷艶』などはそういうショーとは全く違う構成になっているので、(それと同じである必要はないが)羽生結弦にはまた新しいショーのスタイルを見つけて、私たちに見せて欲しい。

 

そして、その時は観客が思う存分声を出してショーを堪能できる安全な世界になっていて欲しいと心から願う。

 

(尚、オープニングの髪型はなんとなく中途半端だったのと、レツクレは私は紫色の衣装の方が好きだったので、八戸公演では変更があることを期待する)