あなたに飼われる猫になりたい

大きな声では言えない日常の本音を書きたいと思います。

服を買いに行く服がない。

息子が父親(私の夫)の誕生日に今年はホテルランチ券をプレゼントしてくれた。

 

めちゃくちゃ久しぶりにフレンチを食べに行く。

一流ホテルへ。

 

・・・困った。

・・・服がない。

 

仕事を辞めてから、もう何年もちゃんとした洋服を買っていない私は、

ちょっとしたフォーマルな場にはいつも10年くらい前に買ったワンピースを着て行っている。

 

さすがにもうそのワンピースはくたびれた感じが滲み出いているので、

今回新しい洋服を買うことにした。

 

そしてハタ!と気付く。

 

「服を買いに行く服がない!」

 

新しい服を買いにデパートへ行くのだが、

そこそこちゃんとした恰好をして行きたいのに、

普段から無印とかイオンとかで買ったやっすい服しか持ってないので本当に困ってしまった。

 

で、結局くたびれた10年もののワンピースを着て行ったのだが、

実はこういうことは若い頃からよくあった。

 

若い頃はブランド物のそこそこ値の張るものばかり着ていたが、

それでも「新しい服を買いに行くのに、こんな2シーズンも前の服じゃ行けないわ」などと見栄っ張りなことばかり考えていた。

 

そういう気持ちはいくつになっても変わらないのかと我ながら愕然とする。

 

服がないから服を買いに行くのに。

着て行く服がない・・・。

 

女性の永遠の課題かもしれない。