あなたに飼われる猫になりたい

大きな声では言えない日常の本音を書きたいと思います。

好きな小説のドラマ化とアイドルのファン

昔読んだ小説がとても良くて白石一文という作家には好感を持っている。

と言っても何という作品を読んだのか、もうそれは忘れてしまったのだけれど。

 

しかもそんなにたくさんの作品を読んでいるわけでもないのだけれど。

 

 

今年の秋に久しぶりに白石一文の作品を読んだ。

 

『一億円のさようなら』という長編小説。

 

妻が数十億円の遺産をずっと隠していたのを知った夫が、その後夫婦関係も娘や息子との関係も、会社での立場もおかしくなってしまい、別の土地で人生をやり直すという話。

 

 

で、この小説がドラマ化され今年の秋にBSプレミアムで放送された。

 

主役は上川隆也、妻役は安田成美でどちらも好きな俳優だし、

脚本監修がこれまた好きな脚本家・岡田惠和氏でとても楽しみにしていた。

 

が、実際にドラマを見た感想は・・・イマイチだった・・・。

 

小説の設定と随分違った部分があったし(移住した先の土地や子供たちの境遇など)、

上川隆也と安田成美の若い頃を演じた俳優がなんだかなーという感じもあった。

 

安田成美の若い頃を演じたのは、森田望智という女優。

知らない・・・演技が熱くてうざい・・・すまん。

 

上川隆也の青年時代は村松北斗というジャニーズのタレントが演じた。

この男性は『10の秘密』にも出ていて、私はそのドラマを見ていたので顔だけは覚えていた。

演技も悪くない。

 

が、ドラマと並行してTwitterの反応を見るのが私は好きなのだが、

TLが村松北斗のファンのキャーキャーという萌え叫ぶ声で埋め尽くされていたのがキツかった。

 

ドラマのストーリーをちゃんと堪能して欲しかったし、他の役者のことも語って欲しかった。

 

本筋なんかお構いなしに「北斗くんのスーツ姿素敵~」だの、「北斗くんの涙見て泣けた~」だの、興醒めしてしまった。

 

他の役者に失礼だとは思わないのか?

 

 

思わないんだろうな・・・。

 

 

まあ、もし私が若い頃ジャニーズファンだったら同じことしてたかもね。

 

 

なんだかんだ言っても、今も昔もテレビはアイドルがいなければ成立しないのだから、そこは目を瞑っていなければならないんだろうな。

 

 

 

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