現在の朝ドラ『おちょやん』、私は杉咲花さんがわりと好きなので楽しみに見始めたが、だんだん辛くなってきた。
視聴者の多くが言っているように、トータス松本さんの酷い父親ぶりも見ててしんどかったが、やはりなんと言っても主役の杉咲花さんの演技が“あり得ないくらいにうるさい”と感じる。
“うるさい”と言うより、感情を剥き出しにし過ぎてて、受け止め切れないという感じだろうか。
父親に対しても、芝居仲間に対しても、岡安の家族に対しても。
そして杉咲花さんよりも私が「無理かも・・・」と感じているのは、ほっしゃんである。
こんなことを言ったら大変申し訳ないのだが(そしてこれは言ってはいけないことだとわかってはいるが)、星田英利さんのカエルが潰れたような顔とギャーギャーうるさい役柄がもう朝から耐えられないのだ。
星田さん、ごめんなさい。
成田凌さんもだいぶキツイ。成田さんのことは『スマホを落としただけなのに』のサイコな役が強烈で、それ以来生理的に受け付けなくなってしまった。
成田さん、ごめんなさい。
それと関西方面の喜劇とかお笑いとかに、自分はあまり馴染みがないのだということにも気が付いた。
現在でも土曜のお昼に『よしもと新喜劇』をテレビでやっているが、全く興味が持てないので、今回の朝ドラにもハマらないのもしかたのないことだろう。
現在、私が楽しみにしている朝ドラは、BSPで再放送中の『澪つくし』と、夕方の地上波再放送中の『花子とアン』である。
前の期間に再放送していた『はね駒』や『純情きらり』も面白かった。
昔のドラマが面白いなどと感じるのは、単に私が年を取ったせいだと思うが、それにしても最近のドラマの演出は暑苦しいというか、大袈裟というか、見ててしんどくなることが多いと感じる。
『おちょやん』の放送はあと2ヵ月か。
最後まで見続けられるだろうか。
テレビだけつけてて、流し見するくらいがちょうどいいのかもしれない。